そこで、私は、参加者が自ら学び、探究し続ける場を提供することを目的とし「世界人大学」という小さな場を主催し、数々の取り組みをしてきました。その活動中に環境とCSRと「志」のビジネス情報誌「オルタナ」の森編集長と出会い、そして知ったのが「グリーンな価値観」です。
私は、このグリーンな価値観に「持続し、そして次世代に残していける未来」を確信し、この春、北海道に拠点を置き、「グリーン」な社会の形成を、収益性を伴ったビジネス活動を通じて成し遂げることを目的とした法人「グリーンナイズ」を設立いたしました。
ベンチャー企業が10年後に生き残っている割合は25%といわれます。その環境下で「持続可能」な社会作りを掲げる企業を設立させることにものすごいプレッシャーと大きな怖さを感じています。一方で、今がそのタイミングだとも強く感じてもいます。
私たちは「グリーン」という言葉を、環境分野を表現するだけではなく、ソーシャルやエシカルといった、環境、働き方、企業と社会のかかわりといった包括的な意味として定義します。
環境や、社会貢献という分野は、資金力のある大企業や、ボランティア精神に支えられた非営利団体の皆様によるスペシャルでチャレンジャブルなものである見方がまだまだ大半です。しかしながら、日本の企業数の99%を占める中小企業においても、「グリーンな価値観」が、企業を持続させる鍵であると確信しております。そして私たちは積極的に環境、社会貢献、人材育成活動に関与し、なおかつ適正な収益を上げる持続可能な企業へ進化することをサポートしていきたいと考えています。
私たちが拠点をおく北海道は、豊かな自然、広大な土地、素朴で優しい人柄、といった「グリーンな大地」のイメージが既に定着しております。
グリーンナイズは、お客様と強いパートナーシップを築きあげ、それぞれの「100年後」の為の「次の10年」を提案し、お客様と共に持続成長していく決意をここに宣言いたします。
グリーンナイズのロゴにこめられた想い

グリーンナイズのロゴはグリーンナイズの頭文字「G」と、家電等に使われるスイッチの記号をモチーフにしています。
グリーンナイズのロゴには世の中をグリーンにするスイッチの想いがこめられています。
グリーンナイズの事業視点
●企業の持続に貢献できる人材を育成する
これまでの数多くの採用現場、教育現場に関わってきたノウハウとともに、持続可能な企業作りに向けた人材育成に積極的に関与します。
●倫理観、責任感のある組織作りを推進する
透明感のある風通しの良い組織作りにも積極的に関わり、現場参加型、巻き込み型による組織活性化のお手伝いします。
●環境の改善・維持に貢献する
地球規模の環境改善、維持活動は、ますます重要な意味をもってきます。働くことの価値観が変化している中で、CSR活動が社員のやりがいの創出になる事例も増えています。強いノウハウを持つ方々と連携しながら、企業様のさまざまな環境貢献活動のお手伝いをします。
●地域・人の繋がりに貢献する
企業活動は、地域とともにあり、人とともにあると確信しております。ソーシャルメディアが広がる背景の中で、強制的ではない能動的に動き出せる繋がり方にヒントがあると私たちは考えています。働き方と社会とのかかわり方を総合的にプロデュースします。
震災復興に向けて
私が起業の準備をしていた矢先の2011年3月11日、想像を超えた大きな災害を日本は体験することになりました。
何度もメディアを通じて流れてくる津波の映像や火災の映像、ビルの屋上に取り残された人々の映像、吹き飛んだ鉄骨だけの原発の映像に私自身も大変心を痛め、一時期は、うろたえ、ただ何もできずに悶々とする日々が続いたこともありました。
メッセージを届けたくても、何かを行動したくても、簡単に発信できない、行動できない自分に今でも歯がゆさを感じています。
復興の兆しはあちこちから聞こえています。今なお、避難所の生活を余儀なくされている方々も多いことも聞いています。
家族、友人、同僚を亡くされた方々、家、生活、過去積み上げてきたものの一切を失った方々のことを想うと、胸が締め付けられる思いです。
私に何ができるかどうかわかりませんが、グリーンナイズとしてのあり方を整理しました。
震災におけるグリーンナイズの基本姿勢は以下のとおりです。
離れていても被災地、被災者と心を共にし、共に歩みます。
エネルギーシフトを提案し、賛同する企業様と積極的にかかわっていきます。
ビジネスと生活の安心と安全を探究していきます。
改めて、この国のこれまでの価値観が大きくシフトしてきていることを、感じています。
事業を持続させ、できる事、目の前にあることをひとつひとつこなしていくことがグリーンナイズの姿勢だと考えております。
2011年5月30日